【超簡単!!】元柔道部が柔道のルールをわかりやすく解説します! 柔道 ルール 解説
皆さん、はじめまして。
柔道好きサラリーマンのバカうけ(バカうけ柔道ブログ) (@bakauke_judo)
です。
「柔道に興味があるけどルールとか全然わかんない...」
「よく聞く指導とかって何...?」
こういった悩みをお持ちの方に向けて、今回は「柔道のルール」について解説していきたいと思います!
なんか柔道って投げればいいだけじゃないみたいだね...
そりゃそうだ! ちゃんとルールに乗っかった上で投げないといけないぞ!
来年は東京五輪もあるし、今のうちにしっかり覚えておこ!
その意気だ! 一度覚えてしまえば案外どうってことないぞ!
今回の記事の目次はコチラ。
- 試合時間は4分
- 勝敗は技によるポイントか「指導3」で決まる
- 投げ技のポイントについて
- 抑え込みのポイントについて
- 「技有り」と「一本」の違いについて
- 「指導」について(3つで「反則負け」)
- ゴールデンスコア(延長戦)について
- まとめ
試合時間は4分
オリンピックや世界選手権などの大きな大会は「試合時間が4分」と決まっています。これは男女とも同じです。
中学生の試合とかだと3分になったり、もしくは全日本選手権という大会は5分だったりと大会によって違いがありますが、基本的には大体4分なので、これは覚えておいてください。
なお、その4分で決着がつかなかった場合は「ゴールデンスコア方式」の延長戦に入ります。ゴールデンスコアについては後ほど詳しく解説します。
4分て短いのか長いのかわかんないね!
そ、そうだな...(もっといいコメントなかったか?)
勝敗は技によるポイントか「指導3」で決まる
試合時間を覚えたところで、次は「勝敗の決まり方」を覚えていただきます。
柔道のイメージで、
「相手を投げる」や「抑え込む」などがあると思いますが、それが実は勝敗に関わってきます。
あ、抑え込みって聞いたことある!
そうそう! 投げるだけではなく抑え込むのも立派な勝つ方法なのだ!
投げ技のポイントについて
まず「相手を投げる」ということに関してですが、今現在の投げ技によるポイントにはこういった規定が存在します。
「一本」→相手を制して投げ、「速さ」、「強さ」、「背中が大きく畳につく」の3つが全て揃っている場合
「技有り」→その3つの中でどれかが部分的に欠けた場合
この規定の上で試合中は技によるポイントを判断します。
ただ投げるだけじゃなくて背中をつくかつかないかとかが大事になってくるんだね!
そうだ! 投げて一本で勝つのは相当難しいことなんだぞ!
抑え込みのポイントについて
ではもう一つの「抑え込みによるポイント」についてお話ししたいと思います。
現在のルールでは、
「一本」→相手の背中と肩(どちらか一方でいい)を畳につけた状態で20秒抑え込む
「技有り」→上記の状態で10秒〜20秒未満抑え込む
となっています。
え!? なんか投げれるのに比べてるめっちゃ簡単じゃない!?
そう見えるかもしれないがこの「抑え込み」に至るまでが大変なのだ!!
あ、なるほど(笑)
「技有り」と「一本」の違いについて
そしてここでもう一つ重要なポイントをご紹介します。
それは、
「技有り」と「一本」、この2つのポイントの違いです。
皆さんの中にはなんとなく知ってる人もいると思いますが、
「一本」は試合中にとった瞬間試合が終わります。取った人の勝ちです。
でも「技有り」は現在のルールでは二回取らなくてはいけません。
一つの試合で「技有り」を二回取るとそれが「合わせ技」と言われ、「一本」に変わります。そうなると試合終了です。
合わせ技!? なんか技を組み合わせといけないと!?
ちゃんと読め! ただ技有りを二回取るだけだ!!
この「合わせ技一本」についてですが、これは投げ技と寝技の両方の「技有り」の組み合わせでもOKです。よく投げた後に抑え込み人がいますがこのためですね。
とりあえず一つの試合で2つの「技有り」を取ることが出来れば、試合に勝てます。
相手も技あり取ってたら二人分で合わせてもいいの??
その場合はどっちが勝つんだ?(笑) もちろん自分のポイントだけで判断するぞ!
「指導」について(3つで「反則負け」)
ついに出ました。「指導」です。
これが結構苦手な人が多いのではないでしょうか。
まずこの「指導」について軽く説明すると、
柔道の試合の中で「やってはいけない違反行為」というものが決められていて、
それの軽度によって審判が判断して選手に処罰を与えるのですが、
軽い違反行為の場合はこの「指導」が与えられます。これは一試合3つまでならもらっても大丈夫です。
これはサッカーにイエローカードみたいに累積とかしていくの??
柔道は関係ないぞ! あくまでも1試合での話だ!
そして3つもらうとどうなるかというと「反則負け」です。
この「反則負け」は重大な違反行為をしてしまったときにも与えられます。
反則負けは一本負けと同じ扱いになる! 団体戦などではチームに響いてくるぞ!
確実に戦犯になってしまう...!!
今現在反則負けについては別に記事を出しているのでこちらからどうぞ↓
https://ndphantom0714142.hatenablog.com/entry/20200508/1588939564
ゴールデンスコア(延長戦)について
先程試合時間のところで出たこの「ゴールデンスコア」ですが、現在のルールでは
どちらかが「技有り」以上のポイントを取るまで時間無制限で試合を続ける
という感じになってますね。
少し前のルール改定で「旗判定」がなくなり、相手を投げるか抑え込むかしなくては試合に勝てなくなりました。
なかなか厳しいルールだね...
一時期に指導狙いの柔道をする人が増えてしまったのが原因だと思われるぞ!
ちなみにゴールデンスコア中に3つ目の指導をもらってもその時点で「反則負け」になり試合は終了になります。
よくフラフラになって思わず場外指導取られて負けるパターンを見るぞ!!
まぁ疲れてるならしょうがないよね...(笑)
まとめ
ということで今回は「柔道の試合のルール」をわかりやすく解説していきました!!
最後にもう一度まとめると、
・試合時間は4分
・決着がつかなかった場合はゴールデンスコアの延長戦
・勝敗は技によるポイントか指導3で決まる
・技によるポイントは「技有り」か「一本」
・「指導」は3つで反則負け
といった感じですかね!
たしかに案外簡単だったかも!!
そうだろ!? あとは試合をたくさん見て覚えていこう!!
うん! とりあえず井上尚弥対ドネアの試合から見てみる!
いやそれ柔道ちゃうやないか!!
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ということで今回の記事はここまで!
ご閲覧ありがとうございました〜!
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