【相手の力を利用する】力で勝てない柔道家はこうやって勝て! フェイント柔道
皆さんはじめまして。
柔道好きサラリーマンのバカうけ(バカうけ柔道ブログ) (@bakauke_judo)
です。
今回の記事では、
「力が強い相手を投げれない...」
「相手に技を受け切られてしまう...」
と、このような悩みを抱えてる方々に向けてのものになっております。
力が強い相手を投げるのって無理なのかな...
あきらめるにはまだ早い!「相手のほうが力が強くてもうまく投げることができる」いい方法があるぞ!
えー!なにそれ!? 教えて!!
それはな...「フェイント柔道」だ!!!
...なにそれ!?
柔道少年くんと同じく、「フェイント柔道ってなんぞや」って思ったそこの貴方。
今からしっかりとご説明させていただくのでご安心ください。
ということで今回の目次です。
フェイント柔道とは
この後の話を進めていくにあたって真っ先に解決しなければいけないのがこれですね。
まぁ簡単にいうと相手が思っていることの逆をして投げようって話です。
フェイントは「相手を惑わすための動作」という意味で、
一つの技は入るフリだけして相手の重心を崩し、その後に入る技で投げる
みたいな感じです。「二つの技を組み合わせて相手に重心を大きくずらす」というのがこの柔道のポリシーになります。
こういったフェイント技をベースとする柔道がこの「フェイント柔道」ということです。
僕は現役時代こういうのばっか使ってました(笑)あんまり体の力が強くなかったので。
でも逆にいうと僕みたいに力がない人でも、
テクニックを使えば自分より力が強い相手でも投げることが出来る
ということです。
なぜフェイント技なら相手のほうが力が強くても投げれるかというと、相手の「こらえる力」を利用することができるからです。
相手が「こっちに重心を乗せれば大丈夫だ」と思った方向に技をかけるので、相手からしたら完全な肩透かしを食らっているようなものです。
ほんとにそんなにうまくいくのー?
それがいくんだよ... 実際にこういったフェイント技は多くの一流選手の中でも使われているぞ!
そうなの!? じゃあやるしかないね!!
よーし!では今から俺が実際に使っていたフェイント技のパターンを紹介するぞ!
どれも簡単な技の組み合わせだが、一流選手も使っているものなので是非参考にしてくれ!
実際に使っていたフェイント技3パターン
1 大外刈りにいくフリをして、支え釣り込み足(相四つ)
これは定番ですね。主に相四つの時に多いです。
仕組み的には相手が大外刈りをこらえよう・返そうと思って重心が前に行ったところを支え釣り込み足で投げると。
もう少しわかりやすく矢印で表すと、
自分が大外刈りを掛けようとする
↓
相手はそれを返そうと思って「前重心」になる
↓
自分は体を切り返して支えつり込み足に入る
↓
「前重心」になっている相手は大きく崩れる
↓
そこを逃さずしっかりと決める
的な流れですね。
ここで一つポイントを紹介すると、
大外刈りに行くフリのモーションを大きくすれば、より効果は大きいです。
フェイントをしっかり相手に気づいてもらわないと効果が半減なので。
大外刈りと支えつり込み足なら僕でもできる!
簡単な技でも使い方次第で効果抜群になるぞ!
2 背負い投げにいくフリをして、小内刈り、大内刈り(両組手)
今度は相手の重心が後ろにいったところに、後ろに投げる技。
要するに一回前に相手を引き出したいんです。相手はそれをこらえようと自然に重心が後ろになってしまうんですね。
これも矢印で表すと、
自分が背負い投げに入ろうとする(相手を大きく引き出そうとする)
↓
相手は引き出されまいと腰を落とし、「後ろ重心」になる
↓
自分は切り返して小内(大内)刈り
↓
腰まで落としてこらえる姿勢に入っている相手はそのまま後ろに崩れる
↓
しっかりと決める
といった感じです。
ここでも一つポイントをご紹介すると、
掛ける前に入る背負い投げは腰が半回転するくらいで大丈夫です。
しっかりと腰を回し切ってしまってから小内(大内)刈りに切り返すのはかなり難しいです。
なんなら手と顔の向きだけで相手が後ろにこらえるのならそれだけでも大丈夫です。
普段背負い投げしないくせにこういうフェイントの時だけ使う人いるよね!
それわしやないかい!
3 内股にいくフリをして、隅返し(ケンカ四つ)
これは僕が現役時代よく使っていましたが、かなりかかります。
少し話はそれますが「何か技数を増やしたい!」という人には、
この「隅返し」をおススメします。
それくらい覚えておいて損はない技だと思います。
内股との相性がめちゃくちゃいいので、得意技が内股だという方は是非。
「隅返し」ってどんな技?
いわゆる捨て身技ってやつだ!
話を戻しまして、これは内股をシンプルに堪えようと後ろに重心がいく人、逆にスカそうと重心が前にいく人のどちらにも有効です。
流れとしては、
自分が内股に入ろうとする
↓
相手はこらえて重心を後ろにするor透かそうとして前のめりになる
↓
自分は腰を切り返して隅返しに移行する
↓
重心を後ろにしてた場合は隅返しに入ることで相手が崩れたと思って決めに来たところを返す(透かそうとしている場合も同様)。
↓
しっかりと決める
っていう流れですね。
この技をこらえる方法は、この連絡技のパターンを知っていて、それを入ってくるのを予測するぐらいしかないと思います。
あと前に掛ける内股はそこまで本気で掛けなくていいです。相手の股の中に足を入れることが目的なので。
そしてそこから腰を回転させて、隅返しにいくわけです。
他に注意するポイントはある?
高校生以上の人なら釣り手は背中を持ったほうが相手の体を制しやすいぞ!
フェイント技に入るときに意識すること
1 顔の向き
1つは顔の向きです。
1番目に入る技で投げる気はないのですが、顔の向きはちゃんとその技の方向に向けてください。
「本当にこの技で投げるぞ!」
ぐらいの気持ちで。
これによって相手は「その技が来るんだ!」と思ってこらえます。
フェイント技は相手がしっかりこらえてくれないと掛からない技なので、こういった細かいところも重要になってきます。
2 引き手を持ったらすぐ入る
これはケンカ四つの時の話なんですけど、「引き手を持ったらすぐ入る」
ということです。
ケンカ四つの引き手ってなかなか取れないよね...
そこを逆にを利用するのだ!
なんとか引き手を持ったその瞬間に技に入ると、相手はその引き手を切ろうだなんだと無意識に防御に入っているので、フェイント技への対応がしづらくなっています。
要するに「引き手を持たれた」=「ピンチ」と感じるので、自分の掛ける技に対しての反応が良くなります。
そうなると少しの動きだけでこらえてくれるので、フェイント技の効果が大きくなる、という感じですね。
これらを意識するだけでかなり効果が違ってくるぞ!
二つだけならちゃんと意識できそう!
まとめ
最後にまとめると、
・ フェイント柔道とは、二つの技を組み合わせて相手の重心を大きくずらして投げる
「フェイント技」をベースにした柔道。
・バカうけが現役の時に使っていたフェイント技のパターンは、
1大外刈りにいくフリをして、支え釣り込み足(相四つ)
2背負い投げにいくフリをして、小内刈り、大内刈り(両組手)
3内股にいくフリをして、隅返し(ケンカ四つ)
の3つ。
・フェイント技に入るときに意識すべきことは、
1顔の向き
2引き手を持った瞬間に入る
の2つです。
僕自身は高校の時にこのフェイント柔道で戦ってきました。
高校に入ると一気に「個々のフィジカル面での差」というものが出てくるので、
こういったテクニックを使うのも重要だと思います!!
僕と同じようにあまり力がないという方は、是非参考にしてみてください!
僕も「フェイント柔道」やってみるよ!
お前はまず毎日休まず練習に行くところからや!!
一応youtubeでも解説しています↓
このようにこのブログでは柔道に関する記事をあげてます!
少しでも参考になったという方は他の記事も読んでみてくださいね〜!
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ということで今回の記事はここまで!
ご閲覧ありがとうございました〜!
*こちらは僕が現役の時に「柔道ノート」を書くときに使用していたノートです!
気になる方は是非使ってみてください!
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柔道ノートをつけるメリットをまとめた記事はこちら↓
ndphantom0714142.hatenablog.com
是非一緒に読んでみてくださいね~!